バッサのケータリング料理は福岡県産の旬野菜をふんだんにとりいれていることが特徴です。

今旬に入ったばかりのトマトについて今回はお伝えします。

 

「トマトが赤くなると医者が青くなる！？」

世界中で一番食べられている野菜、トマト。しかし歴史は意外と浅く、食用として食べられるようになったのは、わずか２００年ほど前です。夏野菜としてイメージが強いトマトですが、本来の生まれは、南米のアンデスの高地。「日中の天気がよく、夜間の冷え込み、降雨量の少ない乾燥した土地」が故郷のため、春から初夏が旬のピークになります。太陽をたっぷり浴びて育ったトマトは、美味しく、体に嬉しい栄養がたっぷりです。

トマトを使った料理がたくさんある、イタリアの有名なことわざが「トマトが赤くなると医者が青くなる」です。「トマトが赤く熟すと、医者の活躍の場が減ってしまう」ということだそうです。真っ赤に熟したトマトには、それだけ栄養がたっぷり詰まっているのですね。

 

「赤い色の成分：リコピン」

トマトの赤い色素成分：リコピンは強い抗酸化力を持ち、老化や生活習慣病の原因となる「活性酵素」を除去する機能成分です。その抗酸化力は、同じカロチノイドの中間であるベータカロチンの２倍以上、ビタミンＥｎｏ１００倍以上とも言われています。

 

「加熱と油で吸収力ＵＰ！」

リコピンは油に溶けやすい性質があり、油を使って調理すると、吸収がぐんと高まります。熱に強いので、炒めたり煮込んだりしても成分がそれほど減少する心配もありません。生で食べるよりも、オリーブオイルなどと一緒にトマトソースにしたり、シチューのベースなどとして使用すれば、より効率よくリコピンをとることができます。ＢＡＳＳＡでは、オリーブオイルと一緒にカプレーゼにしたり、チキンのトマト煮にしたりしてお料理に使用しています。

 

「美味しいトマトの見分け方」

・おしりの先からヘタに向かって、放射線状に白い筋が見えるものは、与える水分を減らして糖度が上がっているトマトです。

・ヘタが緑色でみずみずしく、つんと立っているものほど新鮮です。

・丸みがある思いものが、糖度が高く美味しいとされています。

・実に青い部分が残っているトマトは、まだよく熟していないので、常温で２～３日置いて追熟させます。

 

みなさんはトマト、好きですか？ＢＡＳＳＡのケータリング料理ではトマトは特に色目が綺麗なので良く使います。美味しいトマトを入手できるルートがあるので、とても甘くみずみずしいトマト料理を提供しております。バッサのトマトは基本的に福岡県産のトマトです。ケータリングでは地産地消をこれからも推進してまいります。